人類は衰退しました

人類は衰退しました (ガガガ文庫)

あまりこの人のテキストを読んだことがないから「これがロミオ」ってのはわからないけど、会話の面白さは際立っている印象を受けたね。
主役の女の子やそのお爺さんから漂うやる気のない、ゆる〜いイメージが全体的にあって、まったりほのぼのな雰囲気を出してるからそういうのが好きな人にはいいかも。

ところで作中における「人類」の定義としては次の種族に移っているはずだけど、このタイトルは一般世間でいう「人類」ってことでいいのかな？でもそれなら「人間」でもいいと思うわけで、なにか裏がありそうだなと勘繰るのはさすがに深読みしすぎか。

次も出るらしいから期待しておく。