ソロスは警告する

ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ

ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ

著者の哲学的思考が織り交ぜてあって小難しい内容だった。
今後著者の言う今の「超バブル」というものがはじけてさらに下落するかどうかはわからないが、少なくともサブプライムから始まった金融危機はまた米の証券会社を危機に追い込んでいるのは事実であって、前回のベア・スターンズショックから半年。このペースで連鎖するのが予定調和だとすれば、2度あることは3度あるかもしれない。それを待たずにこの9月期決算でまた何かが噴出すということもあるかもしれない。
全くわからないことだらけだけども、GSEへの救済はそもそもこの問題を根本に解決するものではなかったし、アメリカの消費に頼ってきた輸出国はやっと輸出の減速とインフレの影響が数字に現れ始めた段階だ。
全てを鵜呑みにするのも危なそうではあるが、少しばかり思考の片隅においておいてもいいかもしれない。