インデックス投資ナイト

さる1月9日インデックス投資ナイトに行って来ました。
会場はニフティ運営する東京カルチャーカルチャー


会場には開演50分前くらいに到着。
開場前からいい席の確保のために並んでいた人もそこそこいたようで、びっくり。
ステージが見やすい位置のテーブル席に着席。
ざっと見回した感じ昨年のレポートから想像してた参加者層とは若干異なってた。
「男性オンリー」とばかり考えていたら、意外と女性が多い。
間違いなく自分は下から数えたほうが早い年齢なのは間違いなかったけど、上も明らかにリタイアされてるような方もいてこれまた驚いた。
リタイア層がインデックス投資かー・・・なんかイメージと違いますね。


最初は気合い入れて実況しよう!って思ってたもんだから、話半分というかぶっちゃけあんまり真剣に聞いてなかったんですね。
それで本題のアセットアロケーションのところになったときから急に話が難しくなってちょっと話についていけなくなってしまったんですよ。
だから冗談交じりに「おはなしむつかしい」ってポストしたんですけど、なんかスクリーンに空気の読めてない初音ミクのアイコンがピコーンって出てくるわけですよ。
自分で描いた絵だし。
おはなしむつかしいだし。
どんな羞恥プレイなのかと。
完全に想定の範囲外だわ。
以降はパネラーの方々が意識してやさしく話してくれたのと、自分が真剣に聞きだしたんでわからないところはなかったんですけどね。


お題のアセットアロケーションはみなさん千差万別でしたね。
個人的にはカンさんのホームカントリーバイアス抜き新興国シフトのポートフォリオが好みだったかなーと。
結局日本に住む限りは円投資家にならざるを得ないわけだけど、日本人だから、将来の支払いは円だから、っていう理由だけでずっ〜と自分の資産を円多めで運用する必要はないと思う。
素直にリターンも国際標準で狙っていけばいいじゃない。
あとは内藤さんの資産配分の考え方も共感できた。
将来の円安前提に為替商品を持つというところと、コモディティを組み込んでるあたりが。
今やペーパーアセットだけでは世界「経済」全てに分散して投資することはできなくなっているのは確か。
例えば金や原油の価格動向が資源株の株価に影響を与えるように無視できない存在になってるし。
だからこそコモディティ、リアルアセットへの投資も考えないといけない。
納得。


小松原さんのパッシブ運用でも目安のインデックスは既定のものだけでなく、多くの選択肢からアクティブに選ぶべきとの指摘は勉強になった。
同じ資産クラスでもインデックスはひとつではない。なるほど。


外債の議論はちょっとテーマとしてはずれていたけど面白かった。
永遠に平行線なのがわかりきってるのはアレだけど。
私は株屋の販売する人間なので、外債は肯定派。
必ずしも債券として持つ必要はないけれども、投信にせよ、なんらかしらの形で資産には組み込むべき。
やっぱり日本の構造的要因での円安は現状避けがたい未来ですからね


後半はパネラーのみなさんが酔っ払ってきてぶっちゃけてきたのもよかった。
特に田村さんの「結局将来はだれにもわからなくて、だからなにがあがるかなんてこともわからないのだから全部入れておけ」という結論には一本取られました。
実際その通りだけども。
まさかこういう場で専門家の方をそうおっしゃるとはw
予想外でした。


初参加でいったいどんなことするのかワクワクしてましたけど、ここまですごいとは思わなかった。
今回のパネラーの方々のこの話を違う場で聞こうと思ったらたぶん2000円じゃ絶対無理だし。
来年もあれば是非参加したいですね。