カナクのキセキ(1)



カナクのキセキ(1)


カナクのキセキ(1)


  • 作者:上総 朋大

  • 出版社/メーカー:富士見書房

  • 発売日:2011/1/20

  • メディア:文庫
第22回ファンタジア大賞“金賞”受賞作。
施設で育てられた男の子が魔法学校を卒業した直後から、ひとりで魔法を世界に広めた偉大なる祖が建てた4箇所の石碑を巡る。はずが、学校一の可愛くて魔法がうまい女の子が付いてくることになって――
淡々と、描写としては急ぎ足で、可愛い女の子とのうらやま旅が続きます。
とにかく女の子が可愛い。
帯についてるコメントを見て「なんだよ、審査委員がこれでいいのかよ(バンバン」って思いましたが、なるほどこの作品の魅力をまだ読んでいない人へネタバレなしに伝えるのは難しい。
とにかく女の子が可愛い。いろんな意味で。強いし。想ってるし。可愛いし。
表面的におとなしくて、大きな盛り上がりもない。でも芯に秘めた確かな熱さは感じる。
最後に必要なパーツは全て二人の旅に入ってるからじっくり読むのをオススメ。


タイトルにも(1)とあるように、この作品は本来2巻構成で担当には2巻のほうが受けがよかったようで。
どう続くのか。期待がかかりますなあ