ストレンジムーン 宝石箱に映る月
- 作者: 渡瀬草一郎,桑島黎音
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/06/07
- メディア: 文庫
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氏のシリーズというと毎度のことながら幼馴染が必ずいるわけですが、今回もいました!
超 絶 美 人 ! !
まぁそれも毎度のことなわけですが、なんと今回は義妹もいます!
義 妹 ! !
しかも性格が・・・・・・!と、この辺はネタバレなので自粛。
今作は前作とは違い、現代の日本が舞台のいわゆる「異能学園バトル」らへんにカテゴライズされるんですかね。
非日常に囲まれながら何も知らずに日常を過ごしてきた主人公たちが事件をきっかけに、厄介ごとの中心に巻き込まれて―――
よくある。とてもよくある。
しかしながら、テンポというか会話のノリや、展開の仕方が実に自分好みで。
珍しく一冊がぶ厚い分、主要登場キャラクターの顔見せから世界観の説明まで一通り終わってるおかげであとになって「実は!!!」みたいなのがなさそうで、読んでいて安心感があるんですよね。
いつも通りお目付け役的な中年おやじもいるし。いいわー
バックボーンの用語から前作のパラレルワールドかなーとも思ったんですが、どうやらパラムンからの流れのようで。
パラムンは読んだことないからわからないのがつらいところ。
かといって今から読む時間もないし純粋に新作として楽しむのがよさそうですね。
昨今流行のベタベタでステレオタイプなライトノベルにうんざりしてる人には是非読んでみてほしい一冊。
ちなみ私は香恋派です。だって義妹だしね。