火の国、風の国物語(13)英傑雄途

王道ファンタジーここに完結!
最終決戦は文字通り総力戦。その総力戦ゆえに総大将の今までの生き様が反映されてくるわけで、そこで今までの積み重ねを振り返れる構成はよかった。
アレスの快進撃はただ一人からなる無敵の軍勢によるものだけでなく多くの信頼できる仲間の支えがあってこそだったんだよ!
ファンタジーだし結果についてはほとんど決まってるようなものだったけど、その過程も最大限アレスという人間の魅力が発揮される形で非常に楽しめた。
らしい、というか、かくあるべき、というような。
いけいけドンドン!
最後のシーンもファンとしては納得の締め方。
「まぁ、なんというへたれ!」というセリフにすべて集約されすぎてて吹いたw
後日談の『暴れん坊水戸アレス(仮)』には期待したいなあ